戸部にある「Spice Corner Benzie」は、気づけば5回も足を運んでいる、自分の中でも数少ない「通っているお店」のひとつです。1回の訪問記だけでは書ききれない魅力があるお店なので、今回は初訪問から最新の訪問まで、通ってわかったことをまとめてみようと思います。
店の基本情報
- エリア:横浜
- 最寄駅:戸部駅徒歩2分
- ジャンル:インド料理・インドカレー・ネパール料理
- 予算:2,000円〜3,999円
このお店の大きな特徴は、週替わりで「南インドの日」と「ネパールの日」が入れ替わること。同じ店でも訪れるたびにメニューの顔ぶれがガラッと変わるので、通えば通うほど新しい発見があります。
通うたびに見えてきた魅力
1回目:初訪問は南インドの日(2025年8月)
土曜の夜、予約なしでの初訪問。店内には他のお客さんもいましたが、そこまで混んでおらず待たずに入店できました。
注文したのは二種がけ(ブレンドライス150g・1,650円)と、ゴッドファーザーストロング(ビール)。4種類のカレーの中から、マカレル・コザンブ(鯖のタマリンドテイスト)とゴビ・ダル(カリフラワー入り豆の煮込み)をチョイスしました。
さすが百名店だけあってスパイスの効き方が絶妙で、特にダルカレーの豆のやさしい甘みがお気に入りに。鯖カレーは辛めで、身もしっかり入っていました。少し味見させてもらった他の2種(チキンとポーク)も含め、正直どれも甲乙つけがたい美味しさ。
ブレンドライスは150gだと、他のお料理も乗っている分かなりボリュームがあり、女性なら100gでも十分かもしれません。この時点で「次はネパールの日に来たい」と思っていました。

2回目:インスタDMで予約してビリヤニ(2025年9月)
平日19時半過ぎに入店した2回目。当日の昼にInstagramのストーリーでマトンビリヤニの提供を知り、その場でDM予約しました。
注文はマトンビリヤニ(サルーナ・ライタ・アチャール付き)1,800円に、ゆで卵120円をプラス。ホットのチャイも注文。
マトンがゴロゴロ入っていて、お米もふわふわ、味付けもちょうどよく美味しかったです。付け合わせもどれも初めて食べる味で、特にマンゴーのピリ辛の一品が印象に残りました。
会計の際、店員さんから「味が濃すぎなかったか」と気にかけてくださいました。聞けば、ビリヤニは一食分だけを炊くのが難しく、以前は2食以上からしか予約を受けていなかったとのこと。最近は1食からでも予約できるようになったそうです。こうした裏側の話を聞けるのも、通ってこそだなと感じました。

3回目:ついにネパールの日へ(2026年5月)
1回目は南インド、2回目はビリヤニだったので、3回目にしてようやく「ネパールの日」のダルバートに初挑戦できました。
選んだのは山羊カレーとネパール山椒入りポークカレーの2種がけ(1,750円)。
山羊肉は骨ごとごろっと入っていて、素直に美味しい。ポークカレーの山椒も一度食べたら病みつきになる感動的な美味しさでした。来るたびに違う味に出会えることを、この回で改めて実感しました。

4回目:百名店の実力を再確認(2026年6月)
4回目の訪問は南インドの日。今回は普段の2種がけではなく、選びきれずに南インドミールス3種がけ(2,050円・ライス100g)に挑戦しました。選んだのはマトンロースト(ローストしたココナッツのマトンカレー)、マカレルコザンブ(サバのタマリンドテイスト)、ゴビ・ダル(カリフラワー入り豆の煮込み)の3種。ドリンクはキングフィッシャーウルトラマックス(600円)を合わせました。
プレートには2種類しか乗らないため、ダルカレーはテーブルに直接置かれるスタイル。この日はマトンローストが群を抜いて美味しく、ほろほろのマトンに感激しました。ビールも爽やかで、良い意味でビールらしくない味わい。
今年、お店は食べログの「アジア・エスニックEAST百名店2026」に再選出されたそうで、納得の実力だと感じました。なお、この日は事前予約していたもののビリヤニは提供できないとのことで、また改めて狙って訪れたいと思っています。

5回目:ネパール語まで調べてダルバートを読み解く(2026年7月)
5回目にして初めてネパール ダルバート4種がけ(2,450円・ライス150g)に挑戦。ドリンクはアルナストロング8(720円)を合わせました。
4種とも絶妙な美味しさでしたが、特に印象に残ったのが個性の際立つ2種。乾燥させることで旨みが凝縮されたバフスカティ・コ・ジョル(水牛の干し肉カレー)と、口に入れた瞬間バナナのような甘みを感じたパニールマター(カッテージチーズのカレー)です。パニールというチーズは豆腐のような食感で、もちっとしつつ歯切れも良く、初めての味わいでした。
この回はせっかくなので、メニューに並ぶネパール語の意味も調べてみました。「ククラ・コ・マス」は「鶏の肉」、「バフ・スカティ」は「水牛の干し肉」、「ダル」は「ひき割り豆のスープ」……というように、言葉の成り立ちを知ってから食べると、料理への理解がぐっと深まる感覚がありました。
5回目でも全く飽きるどころか、毎回新しい味に出会えるお店だと改めて感じています。

まとめ・おすすめしたいシーン
1回目は「初めてのスパイス店」として訪れたお店でしたが、週替わりで表情を変える南インドとネパールのメニューのおかげで、通うたびに新しい発見があり、気づけば5回目まで来ていました。同じカレー屋でも「今日はどっちの日だろう」と気にしながら訪れる楽しみ方ができるのは、このお店ならではだと思います。
- ひとりでじっくりスパイスを味わいたいとき
- ビリヤニなど数量限定メニューを狙いたいとき(Instagramのチェックがおすすめ)
- 同じ店なのに毎回違う体験をしたい、リピート前提の一軒を探しているとき
これからも通いながら、南インドとネパール、両方の魅力を極めていきたいと思っています。
店舗情報
- 住所:神奈川県横浜市西区戸部本町13−8
- 営業時間:平日 ランチ11:00-14:00/平日 ディナー18:00-21:00
土日祝日ランチ11:00-15:00/土日祝日ディナー18:00-21:00 - 定休日:水曜日

