2024年2月、大学の卒業旅行として友人とタイ(バンコク・アユタヤ)へ5日間の旅に出かけました。アユタヤの寺院巡りや象乗り体験といった王道の観光に加えて、カリプソ・ニューハーフショーやディナークルーズなど、日本ではなかなか味わえない非日常体験もたっぷり楽しんできたので、日程順に振り返っていきます。
宿泊:Grande Center Point Surawong
今回の拠点は「Grande Center Point Surawong」。航空券とホテルのセットでHISに相談しながら予約し、1人あたり合計110,610円でした。比較的新しいホテルで、白とガラス張りを基調にした館内が非常に綺麗だったのが印象的です。

スタッフの対応も気持ちよく、Grabタクシーを呼んだときに運転手が道に迷って電話をかけてきた場面では、事情を英語で伝えるとスタッフが代わりに運転手と電話でやり取りしてくれました。タイはチップ文化ですが、義務感ではなく「気持ちとして払いたい」と思えるようなサービスでした。
朝食にはフルーツやアジア各国の料理、タイ料理などが並びます。タイ料理は油の多いメニューが多いので、野菜もしっかり摂れる朝食は地味にありがたい存在でした。

一番のお気に入りは屋上プール。プールサイドにバーカウンターが併設されていて、寝そべり用のチェアに座りながらドリンクを楽しめます。中心地からは少し離れた立地ですが、そのぶんバンコクの街を一望できる眺望は抜群。浮き輪の無料貸し出しもあり、ビルの間に浮いているような写真も撮れました。中心地から外れている点も、今回は車でのピックアップやGrabタクシー移動が中心だったのでほとんど気になりませんでした。

1日目:出発、成田で腹ごしらえ
麺処つるはん
エアアジアのチェックインが長蛇の列で少し焦りましたが、出発前に成田空港店の「麺処つるはん」で腹ごしらえ。ふわふわの卵が絡んだうどんが美味しかった一方、保安検査の時間がギリギリで急いでかき込んだら舌をやけどしてしまいました。急いでいるときは冷たいうどんの方がおすすめです。夜のタイ・エアアジアXでバンコクへ向かいました。

2日目:アユタヤ日帰りツアー、象乗り体験
早朝にスワンナプーム空港へ到着し、まずはにゅうめん風の麺類で朝食。見た目は美味しそうだったのですが、実際の味はそこまでではなく、店名もわからずじまいでした。
その後はベルトラ経由で予約していたアユタヤ日帰りツアー(2人で54,594円)へ。ツアー会社は現地のパンダバスバンコクで、空港までバンで迎えに来てもらい、集合場所のホテルへ移動する形式でした。大型バス1台の8割ほどが埋まる規模で、参加者は20人強、しかも全員が日本人。大学生から50代まで幅広い年齢層でしたが、同じ日本人同士だったこともあり、写真の撮り合いなどもお互い気を使わずに済んだのがありがたかったです。
集合の際には、バウチャーに記載されていたホテル名と実際の集合場所が少し離れていて(名前の全く違うホテルが正しい集合場所でした)、最初は戸惑う場面もありました。契約していたeSIMがデータ専用プランで電話が使えなかったこと、ベルトラに登録していた電話番号が日本の番号のままだったこと、現地到着直後でまだ土地勘がなかったことが重なり、かなり焦りましたが、集合場所側のホテルのフロントに英語で助けを求めつつ、オンラインの問い合わせフォームからツアー会社に連絡したところ、無事にガイドさんと合流できました。海外ツアーではこういうこともあるので、いざという時に連絡が取れる手段を確保しておくと安心だなと感じた出来事でした。
バスの車内は冷房がしっかり効いていて、猛暑の中でオアシスのよう。水の配布もあり助かりました。ガイドさんもとても親切で、「タイパンツを買いたいときは代わりに値切るから言ってください」と声をかけてくれ、実際に値切ってくれる様子も見せてもらいました。声をかけずに表示価格のまま買ってしまったときは「あら、高かったでしょ、言ってくれなきゃ」と気遣ってもらえたのも嬉しかったです。
ワット・パクナム
まず訪れたのは、エメラルド色が美しいワット・パクナム。

ワット・ヤイチャイモンコン
続いて、正座姿の仏像があるワット・ヤイチャイモンコンへ。

ワット・マハタート
木の中に仏像の頭が埋まった珍しい光景のワット・マハタートも巡りました。

ワット・プラシーサンペット
かつての王宮跡であるワット・プラシーサンペットにも立ち寄りました。

ワット・サマーンラッタナーラーム
そしてピンク色の象が印象的なワット・サマーンラッタナーラームで、アユタヤの寺院巡りを締めくくりました。

ツアー昼食
昼食はツアー込みで、丸いプレートにご飯・酢豚風の炒め物・赤いスープ・卵焼き風のもの・空心菜炒め・揚げ物が並ぶスタイル。緑色の生地でピンク色の綿あめのような甘いものを巻いて食べるクレープ風のお菓子も付いていました。同じバスの日本人と相席になりながらの食事で、味自体は特別驚くほどではなく、日本の観光地にもある「大人数をさばくための店」という印象でしたが、店内にバイクが置いてあったり、プレハブのような半屋外の造りだったりと、雰囲気自体は面白かったです。


象乗り
そして今回の目玉のひとつ、象乗り体験。追加料金での延長も可能でしたが、今回は利用せず。乗った象の機嫌がいまひとつだったのか、なかなか歩いてくれず、歩いてもかなりゆっくりだったので、体感では10分以上乗っていたと思います。ゆっくりだったぶん乗り心地は良く、横揺れに最初は少し怖さを感じたものの、乗り物酔いしやすい体質でも問題ありませんでした。


夜、Grande Center Point Surawongにチェックインしたあとは、ホテル近くの「Delight Kitchen & Baan Garagade」へ夕食に外出。パッタイを注文しましたが、友人が頼んだグリーンカレーはかなり辛口でした。

3日目:バンコク半日観光とカリプソ・ニューハーフショー
朝はホテルでゆっくり朝食をとり、プールでのんびり過ごしてから、ベルトラ経由で予約していたバンコク半日観光ツアー(2人で24,003円)へ。
このガイドさんは前日のツアー以上に日本語が流暢で、王宮の由来などタイの歴史を丁寧に教えてくれました。
ワット・アルン
ワット・アルンではタイの民族衣装をレンタルしての写真撮影も体験。もともとツアーには含まれていなかったのですが、「時間があるからやりたい?」とガイドさんが提案してくれ、こちらのスマホでポーズまで指定しながら綺麗に撮ってくれました。

ワット・ポー
渡し舟に乗って移動しました。写真には写りきらない程大きな涅槃仏です。

王宮/ワット・プラケオ
続けて王宮/ワット・プラケオを見学。
王宮見学中にはガイドさんから「荷物が邪魔でしょう、持っていてあげる」と声をかけられ、海外ということもあり一瞬警戒しましたが(貴重品はきちんと自分で持っていました)、もちろん何も問題はありませんでした。

ツアー自体の価格は高めでしたが、歴史的な背景を知れたことと、ただ見て回るだけより得るものが多かったこと、車や船で快適に移動できたことを考えると割高感はありませんでした。
Ros’niyom – Thai Street Food & Noodles
ツアー解散後は王宮近くでガパオライスの昼食。日本で食べる味と同じ安心感があり美味しかったです。

アジアティーク
一度ホテルへ戻ってお土産の買い物をしたあと、夕方はアジアティーク・ザ・リバーフロントへ移動し、値切り交渉を楽しみながらお土産探し。

カリプソ・ニューハーフショー
そして3日目のハイライトが、ベルトラ経由で予約していたカリプソ・ニューハーフショー(2人で7,702円、飲食なし)。18:00集合、19:45開演、21:00頃終演というスケジュールで、会場は映画館やコンサートホールのようなシアター形式。比較的前方の席で鑑賞できました。写真撮影はショー終了後にチップを渡して行う形式です。

内容は歌・ダンス・パロディなどバラエティ豊かで、美空ひばりの楽曲が歌われる場面もありました。出演者は皆とても美しく、圧倒されっぱなしのステージでした。このとき隣の席になった日本人の方(タイ駐在の夫のもとへ遊びに来ていたそう)から、翌日訪れることになる「ソンブーン」を教えてもらいました。
夕食はアジアティーク内のフードコートで済ませましたが、正直なところ味の印象はあまり残っていません。ホテルへの帰りはトゥクトゥクを利用。ジェットコースターのような乗り心地が、これはこれで楽しい体験でした。

4日目:ミュージアム・オブ・サイアム、ソンブーンでの昼食、ディナークルーズ
ミュージアム・オブ・サイアム
朝食後はミュージアム・オブ・サイアムを見学し、タイの歴史や文化を学びました。

ソンブーン
お昼は、前日にカリプソショーで隣の席だった方に教えてもらった「ソンブーン シーフード サイアム スクエア ワン店」へ。予約なしでの訪問でしたが、運良く席が空いていました。
一番の名物である通常のプーパッポンカリーは売り切れていましたが、残っていたのはプレミアム版のプーパッポンカリー。値は張りましたが、結果的に贅沢な一皿に出会えたことになります。味は抜群に美味しく、量も多すぎるほどでお腹がはちきれそうになりました。

サイアムパラゴン
昼食の前後にはサイアムパラゴンで買い物。タイコスメやお土産をいろいろと物色しました。

午後はホテルの屋上プールでゆっくり過ごしてから、夜はアイコンサイアムへ。ここでもひとしきり買い物を楽しんだあと、いよいよ「チャオプラヤ・プリンセス号」のディナークルーズへ乗船しました。
ディナークルーズ
こちらもベルトラ経由の予約(2人で10,292円)で、18:30集合、19:30〜21:00頃のクルーズ。ビュッフェにはタイ料理もありますが、ローストビーフやポテト、フルーツなど一般的なビュッフェメニューが中心で、味・量ともに満足度の高い内容でした。船上では音楽の生演奏があり、途中で「YMCA(ヤングマン)」が流れる場面もあって思わず笑ってしまいました。

クルーズならではの魅力が、ワット・アルンやアジアティークの夜景。特にライトアップされたワット・アルンが本当に綺麗でした。船は往復で2回通るコースなので、どちら側の席でも夜景を楽しめます。服装は「きれいめ」程度の指定だったと記憶していますが、実際は指定なしだった可能性もあります。

22:00にはトゥクトゥクに乗ることができ、値切り交渉をしながらホテルへ帰還しました。
5日目:帰国
最終日はホテルで朝食をとったあと、プールサイドでのんびり過ごし、最後にお土産を買い足してからスワンナプーム空港へ。11:55発の便でタイを発ち、日本時間の夜に羽田へ到着し、翌日に備えて空港近くで一泊してから帰宅しました。
タイ旅行の準備・現地で気をつけたこと
5日間の旅を振り返って、実用面で役立ちそうなポイントをまとめておきます。
服装
タイの寺院は肌の露出だけでなく、サンダルもNGとされることが多いので、膝と肩が隠れる服+スニーカーがおすすめです。2月末でも経験上最も暑いと感じるレベルの猛暑で、滞在中は一度も雨が降りませんでした。日本より日差しが強烈なので、日焼け止めは必須です。クルーズや街歩き用に、スマートカジュアルなワンピースとサンダルを別途持っていくと安心です。
現金の必要性
ホテルのデポジットをそれなりの金額を現金で支払う必要があったこと、チップ文化があること、屋台やトゥクトゥクの利用があることから、現金は必須でした。
ただし物価自体が高くないことと、最終日にデポジットが返却されることもあって、結果的に旅の終盤は現金に余裕がありました。
両替
スワンナプーム空港到着時に一度両替しただけで、市街では両替せずに最後まで足りました。
eSIM
10日間50GBのデータ専用プラン(約8.6ドル)を利用しました。データ量自体は十分でしたが、データ専用プランのため電話ができず、アユタヤツアー初日の集合トラブルの際に連絡手段がなくて困りました。電話機能の有無や、ツアー予約時の連絡先設定は事前に見直しておくと安心です。
トゥクトゥクの値切り交渉
具体的な金額は覚えていませんが、半額程度までは交渉できました。「We have only ○○バーツ! Too expensive!」と連呼しつつ、その金額だけを入れた偽の財布を見せる作戦。粘っていた運転手には「その金額ではやれない」と断られましたが、そのやり取りを聞いていた別の運転手が「うちならその金額でやる」と声をかけてくれたこともありました。
なお、現地での使用額は正確には把握できていませんが、航空券・ホテル込みでおおよそ1人20万円程度の旅でした。
まとめ・おすすめしたいシーン
アユタヤの寺院巡りと象乗り体験、カリプソ・ニューハーフショー、そしてチャオプラヤ・プリンセス号のディナークルーズと、王道観光からしか味わえない非日常体験までぎゅっと詰まった5日間でした。ソンブーンのプレミアムプーパッポンカリーのように、思いがけない出会いから生まれたグルメ体験も、この旅らしい思い出になりました。
- 卒業旅行や記念旅行で、王道観光と非日常体験の両方を楽しみたいとき
- アユタヤの寺院巡りや象乗り体験など、タイらしい観光を満喫したいとき
- カリプソショーやディナークルーズなど、日本ではなかなかできない体験をしてみたいとき
- バンコクを拠点に効率よく周遊するモデルコースを探しているとき
店舗情報
海外の店舗は営業時間・定休日の変動が大きいため、確認できた情報のみ記載しています。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
Grande Center Point Surawong(宿泊先)
- 住所:299 Surawong Road, Bang Rak, Bangkok 10500
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麺処つるはん 成田国際空港店
- 住所:千葉県成田市古込1-1 成田国際空港第2ターミナル本館 4F
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Delight Kitchen & Baan Garagade
- 住所:37 Mahaset Road (ถนนมหาเศรษฐ์), Si Phraya, Bang Rak, Bangkok 10500
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Ros’niyom – Thai Street Food & Noodles
- 住所:Tha Maharaj 1F, 1/11 Trok Mahathat, Maharaj Road, Phra Nakhon, Bangkok 10200
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- 定休日:お店へご確認ください
ソンブーン シーフード サイアム スクエア ワン店
- 住所:4F, Siam Square One Building, 388 Rama I Road, Pathum Wan, Bangkok 10330
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- 定休日:お店へご確認ください
※記事内の情報は訪問時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

